SNOW BLIND WORLD - 2010/01

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2010年01月31日(Sun)▲ページの先頭へ
新年会 Party All Night

昨夜は大阪・梅田で新年会でした。

盛り上がりすぎて終電で帰るのを諦め朝帰り。

久々の徹夜をしてしまった。

この年になると疲れがなかなか取れないだろう。

新年会にご参加されたみなさん、長時間にわたって楽しいトークを

ありがとうございました。

それにしても皆さんお元気だ。(特に女性チーム)

この日も2次会は梅田のロックバー「CRUNCH」でメタル秘蔵映像を

たっぷりと堪能させて頂いた。

在りし日のランディー・ローズ(QUIET RIOT時代)のライヴ映像、

ドイツの楽器展にてギターを弾きまくるマイケル・シェンカーの

映像など貴重なものばかりで、編集して持ち込んでいただいたMAKIさん

にはいくら感謝しても尽きないぐらいだ。

本当にありがとうございました。

その後、何故か一番盛り上がったのがアースシェイカーの映像。

懐かしの"MORE"や"RADIO MAGIC"をお客さん達全員で大合唱した。

まるでカラオケ状態。

歌詞が無くても全員フルコーラス歌えるところが凄い。

ちなみにこの日のお客さん達は全員40才前後。(超満員)

同じ時代に同じものを聴いてきたのだな〜。

青春の思い出ってやつだ。

そんなジャパメタで盛り上がった勢いのまま、3次会へと突入。

北新地にあるジャパメタ御用達のショットバー「PARADOX」。

マスターはショットガンマリッジのヴォーカリストかっちんなのだ。

80年代に関西でコミカル系ジャパメタとして活躍したバンド。

マスターとはロック談義よりも高校野球談義で大いに盛り上がった。

マスターの高校野球への造詣の深さには恐れ入った。

高校野球に関するデータをすべて覚えておられるのだ。

何年のセンバツは誰が活躍してどこが優勝したとか・・・。

とにかくマニアック。

私もかなりの高校野球好きとして自負していたがマスターには到底敵わない。

なんせ地方予選もくまなく注目されているのだから・・・。

そんな調子でまさかロックバーで朝まで野球談義をするとは思いもしなかった。

ロックも野球も好きという私と趣味がぴったり合う希有なお方なのだ。

是非ともこれから贔屓にしたいと思う。

ロック好きでなくとも高校野球好きの方であれば超オススメのバーだ。

高校野球のお宝映像も豊富にある。

この日は一昨年の仙台育英vs智弁学園の熱投甲子園映像を観た。

今度は松阪と上重が投げ合った横浜vsPL学園の伝説の試合を観ながら語り合いたい。

ホームページはこちら→SHOT BAR PARADOX

ちなみにショットガンマリッジのライヴ映像はこちら↓




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2010年01月30日(Sat)▲ページの先頭へ
「光の帝国 常野物語」恩田陸

光の帝国―常野物語 (集英社文庫)/恩田 陸

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ノスタルジアの魔術師と称される恩田陸。

私にとっては合う場合と合わない場合があるのだろうか、作品によって当たり

はずれがある作家だけど、「光の帝国 常野物語」は中当たり。

ちなみに私にとっての大当たりは「夜のピクニック」

これは青春ノスタルジー小説の最高傑作だと思う。

さて、そんな中当たりの「光の帝国」だけど、サブタイトルが示すとおり

常野(とこの)物語ということになっている。

東北の農村部に存在したといわれる常野一族にまつわる連作短編集。

常野一族とは、並はずれた暗記力や、遠目といわれる予知能力や、

200才以上生きる人とか、とんでもない能力を持った一族なのだ。

それでいて、穏やかで知的で、権力への志向を持たずに生きる人たち。

この辺りのファンタジーな設定に拒否反応を示すことなくすんなりと

受け入れられるから恩田陸の作品は不思議だ。

そんな能力を持つ人たちが実際に存在してもおかしくないように思われてくる。

それぞれの物語がとてもキャッチーで読みやすい。

読んでいて、なんだかほんのりと心温まる心地がする。

その中で、タイトル作品の「光の帝国」だけが異色の出来なのだ。

1900年頃の軍事国家へと突き進む日本の姿を暗い社会として生々しく

描いているのだ。

悲哀に満ちて胸騒ぎがするような作品になっている。

これが続編への布石となっているとはこの時点では知る由もない。

この連作短編は完結することなく中途半端なかたちで突然終わっている。

そうなると常野物語の続編が気になってしょうがないというもの。

実は、その続編となる「蒲公英草紙 常野物語」も読んでいる。

その感想はまた後ほど・・・。

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2010年01月29日(Fri)▲ページの先頭へ
「TRANS」NEIL YOUNG

先日よりニール・ヤングの全アルバムを初期から順番に聴くという

ことをやっていて、先ほどすべてを聴き終えた。

NEIL YOUNG名義のみならず、BUFFALO SPRINGFIELDやCSN&Yも

含めて、さらにはブート音源、CD化されていない音源も某サイトより

ダウンロードして聴きたおした。

聴いて聴いて聴きまくった結論として、ニールはやっぱりいいね。

月並みな言葉しか出てこないけど・・・。

しかし、そんなニールにあっても問題作はいくつかある。

その中でも筆頭に挙げられるのがこれだろう。

Trans/Neil Young

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1983年に発表された「TRANS」

タイトル通り当時のトランス・サウンド。

トランスと言うよりもテクノサウンド。

まるでYMOかクラフトワークといった感じ。

エレクトロニクスを多用し、ニールの独特の歌声がかなり封印されている。

一聴してニール・ヤングだとは決して思わない曲ばかり。

しかし、ニールのメロディ・センスはこんなところにもいかんなく発揮

されているのだ。

エレクトロニック・ポップになってる分、さらにメロディの良さが際だっている。

ニール・ファンには酷評され忌み嫌われているアルバムだけど、今一度

見直して再評価したいものだ。

意外と時代の変化に流されやすいタイプのニールだけに、時々ヘンテコな

アルバムを作ってしまうことがある。

この頃はロカビリーやカントリーなどにも傾倒していて、80年代はかなり

迷走しているのがうががえる。

駄作だなんて切り捨てずにじっくりと聴き直してみるのもいいかもしれない。

今だからこそ新たな発見ができるかもしれない。

しかし、初めて聴いたニール・ヤングが「TRANS」だったならそれは不幸だ。


オフィシャルPVではないけど、これがよくできている↓

Neil Young "We R In Control"


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2010年01月28日(Thu)▲ページの先頭へ
「死の家の記録」ドストエフスキー

ドストエフスキーにどっぷりはまっている今日この頃。

「死の家の記録」はドキュメント・タッチな刑務所手記。

死の家の記録 (新潮文庫)/ドストエフスキー

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ドストエフスキーは、帝政ロシアに対して反思想的な書物を翻訳した

という理由でシベリアに4年間抑留されている。

いわゆる流刑地シベリア刑務所送りというやつである。

その時の実体験をもとに書かれた物語。

これがなかなか面白い。

帝政ロシアの時代は階級社会で身分が決められていた。

しかし、刑務所では貴族も百姓も同じ牢屋に放り込まれる。

そこで織りなす人間ドラマが実に生々しく描かれている。

主人公は貴族の受刑者(ドストエフスキー本人のことだろう)。

当然、百姓の受刑者達からあらゆる嫌がらせがあるのだ。

それでも貴族らしく毅然とした態度を貫かなくてはならない。

そうすることによって次第に受刑者であっても貴族として敬われるのだ。

そのことがクドイほどに語られている。

ドストエフスキーが最も気苦労した点なのだろう。

シベリア刑務所は刑務所とは思えないほど自由なのだ。

酒、煙草はもちろんのこと、夜中は博打までやってたという。

さらに、女好きは買春までできたというのだから可笑しい。

手に職のある者は、町で仕事を取ってくる。

それで稼いだお金は酒、女、博打に消えていく。

これが刑務所なのかと不思議に思う。

唯一不自由なのは足かせがはめられていることぐらい。

しかし、そこで何か問題を起こすと鞭打ちの刑なのだ。

だいたい、当時のロシアでは刑罰の重さは鞭打ちの数で決まる。

「懲役10年、鞭打ち3000発」という感じなのだ。

鞭を人に使うという文化はロシアが発祥のようだ。

子供のしつけにも鞭が使われていたという。

今や鞭なんて物はSMプレイにしか使われていない。

しかも鞭で打たれて喜ぶというのだからドストエフスキーも驚くだろう。

さて、そんなドストエフスキーもこの経験を生かして後の名作「白痴」、

「罪と罰」、「カラマーゾフの兄弟」が書かれることになる。

なんせ囚人達を捉える観察眼がもの凄いのだ。

この人にかかったら心の中まで透けて見られてしまうのではなかろうか。

天才ドストエフスキーの片鱗をうかがい知ることのできる初期の傑作。

帝政ロシア時代の風紀や風俗を知る上でも大変貴重な作品。

「ドキュメント特集 マル秘潜入シベリア刑務所」といった下世話な感覚で

気楽に読んでみることをお勧めする。

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2010年01月27日(Wed)▲ページの先頭へ
「X」ROYAL HUNT

デンマークのメロディック・メタル・バンド ROYAL HUNT

ついに10作目となるこのアルバムタイトルが「X」とはベタである。

ベタなバンドなだけにそれも納得。

音の方もかなり納得のいくアルバムになっている。

X/ロイヤル・ハント

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ヴォーカルのマーク・ボールズが加入して2作目ということもあり、

ロイハン・サウンドにマークの歌がしっくりきている。

マークの魅力であるハイトーンをふんだんに使うことなく、どちらかというと

エモーショナルに徹したところが渋くていい。

意識して70年代テイストにこだわったというサウンドは、時折懐かしさを

感じるさせる楽器の音に「おやおや」と思わせる。

かつてのWHITESNAKEやRAINBOWを彷彿させる。

好きな人にはたまらない隠し味が散りばめられているのだ。

EL&PやYESのようなプログレ好きにもたまらないはず。

今作はギターのマーカスがいつも以上に良い仕事をしている。

70年代テイストを醸し出すギターリフ、ギターソロ等、どれをとっても

実にエモーショナルなのだ。

ブルージーと言ってもいい。

ワウ・ペダルを多用したギター・サウンドがいつものロイハン・サウンドに

古めかしさを融合させるのに成功している。

とはいっても、リーダーのアンドレが作る楽曲なのだからロイハン節は

あらゆるところに顔を覗かせる。

聞いたことあるようなフレーズだな〜なんてのもあるけどそれもご愛敬。

10作目にしても相変わらず素晴らしい楽曲を繰り出してくるのだから

天才・アンドレはさすがである。

近年の作品の中では間違いなく最高傑作と言っても過言じゃない。

昨年のラウドパークはアウェー感のある雰囲気の中での出演だったけど、

新たなファンを獲得できたのか!?

パフォーマンスは良かったけど、音響がいまいちだっただけに心配。

サブステージというのも屈辱的なものだった。

これだけのアルバムを作るのだからまだまだ尻すぼみしてしまうような

バンドではないはず。

もう一花咲かせて欲しいベテランバンドROYAL HUNTに注目しよう。



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2010年01月26日(Tue)▲ページの先頭へ
マイケル×ジンジャー

解散するバンドあれば結成するバンドありということで、昨年解散した

ハノイロックスのマイケル・モンローが新バンドを結成だとか。

なんとそのギタリストがワイルドハーツのジンジャー!!

アメリカ、フィンランド、スウェーデン、イギリスといったツアーが

すでに組まれている。

日本は!?

個性と個性の融合はどんな化学反応を見せてくれるのだろう。

とても楽しみな組み合わせなのだ。

気まぐれジンジャーがいつまで持つだろうか。



ゴキゲンにニューバンドを紹介するマイケル・モンロー。

ジンジャーがしおらしく見える。






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蠍団引退

昨夜は、スコーピオンズが引退を表明するというニュースを聞き、

ついにメタル界も引退するバンドが出始めたかと感慨に耽っております。

92年頃、OZZYが引退を表明して大々的なフェアウェルツアーをやった後に

「やっぱり引退しない」なんてことで一安心した経験があるだけに

今回のスコーピオンズの引退表明も撤回されることを望みたい。

しかし、生真面目な彼らのことだからOZZYのようなことはないのだろう。

彼らのライヴを観たのはスーパーロック'84の時だけという熱心なファン

では無いけど彼らが引退するのはなんだか寂しい。

年齢からしてもまだ50代なんだからもう少しやれるだろう。

BOB DYLAN,ROLLING STONESといった60代のバンドがまだ現役なのだから。

B.B. KINGに至っては今年85才になるのにいまだ現役なのだ。

ヘヴィーメタルという音楽性が高齢となっては難しいのかもしれないが、

高齢者によるヘヴィーメタルなんてのもいいじゃないか。

ハイトーンが出なくなってディランのようにぼそぼそ呟く"Big City Nights"

リズムがゆったりした"Blackout"なんてのもいいかもしれない。

バンドがヨボヨボならファンもヨボヨボ。

メロイックサインする腕が上がらないなんてのは当たり前。

ヘドバンなんて自殺行為になるだろう。

これからは高齢化メタル社会に対応していかなければならないのだ。

そんなわけで、なんとか引退を撤回してもらえることを切に願う。

SCORPIONS "Blackout"




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2010年01月24日(Sun)▲ページの先頭へ
アンジーのビーチク

下世話な話で申し訳ないです。

さっきテレビでやってた映画「トゥームレイダー2」を観ていて、

主演のアンジェリーナ・ジョリーのビーチクに驚いた。

ウェットスーツ着ているのにありえないほどビーチクがくっきり!!

そこばかり気になって前半は映画に集中できなかった。



宣伝用ポスターにはビーチクは出てないけどね。

きっと付け乳首なるフェアリーニップルを装着してるのだろう。

そうじゃなきゃあんなビーチクは凶器だ。

ブラピも怪我するってもんだ。

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映画「トゥームレイダー2」は激つまらなかった。

ちなみに、アンジーはSMやレズの趣味があるとか・・・。

馬もいけるのだろうか。



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お値段以上!?

仕事兼遊び場(2:8で遊び多し)のパソコン周りがいつのまにやら

CDだらけに、なんていうことはよくあること。

CDラックから聴きたい物を取り出してくるとそのまま放置する。

ラックに戻すのが面倒臭いのと、またすぐに聴くだろうという

慢心がいけない。

これを解決しようとパソコン周りにCDラックを置くことにした。

「お値段以上」といううたい文句に惹かれてニトリへ行ってきた。

日曜日の午後なんかに行くもんじゃないね。

激混み!!

なんとかCDラックを買ってきて組み立ててみたけど、うたい文句の

「お値段以上」というのはどうかな・・・。

お値段なりのCDラックだった。

木釘を打ち込んで組み立てるんだけど、木釘を強く打ち込みすぎると

側板を割って出てこようとする。

まあ、値段が値段だから仕方ないね。

とりあえずパソコン周りがスッキリしたので良しとするか・・・。

これでも!?



ここのCDラックに収めても、元のCDラックにいつか戻さなければ

ならないということを肝に銘じるべし。

元のCDラックが満杯状態でほとんど収まらないという根本的な

問題を抱えていることはひとまず考えないでおこう。


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2010年01月23日(Sat)▲ページの先頭へ
「日はまた昇る」ヘミングウェイ

アーネスト・ヘミングウェイの若き日の作品。

失われた世代(ロストジェネレーション)と称される第1次世界大戦後の

若者達の青春を描いた作品。

日はまた昇る (集英社文庫)/アーネスト・ヘミングウェイ

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第1次世界大戦後、理想を失った若者たちの虚無と享楽の生活を

フランスの詩人ガートルード・スタインに言わしめた

「あなたたちは皆、失われた世代なのよ」

この言葉に端を発している。

今で言うところの「流行語大賞」である。

若き日のヘミングウェイは「日はまた昇る」で、パリでくすぶる若者達の

自堕落で享楽的な生活を描いている。

しかし、今の時代にこれを読んでもそんなに自堕落ではないように感じる。

私の方が自堕落な生活にはもっと自信がある。

ガートルード・スタインは、私の生活を見てなんて言うのだろうか。

この物語に出てくるイギリスの伯爵夫人ブレットはかなりの享楽家。

人妻でありながら彼氏とスペインへ旅行に出る。

しかも、元彼を引き連れて。

旅先のスペインでは闘牛士に一目惚れする。

彼氏を捨てて闘牛士のもとへと行くことになる。

しかし、その闘牛士ともすぐに別れる。

お金が無くなったからと友人である主人公を呼び出す。

どうかしてるよ、この女。

こんなことが許せるのが失われた世代なのだ。

ちなみに主人公は戦争の負傷により性的不能になっている。

希望も理想も失った若者達はどうにもならない。

「日はまた昇る」とはポジティブなタイトルだけど、日は昇りそうもない。

虚無と享楽の生活をしていても明日は必ずやって来るということか・・・。

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2010年01月22日(Fri)▲ページの先頭へ
「Waking Into Nightmares」WARBRINGER

EXTREME THE DOJO Vol.24で来日するウォーブリンガー。

アメリカです。

若手です。

でも、往年のスラッシュメタルです。

Waking into Nightmares/Warbringer

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それもそのはず、EXODUSのゲイリー・ホルトがプロデュース。

スラッシュメタル懐古主義者が涙流して喜ぶクランチサウンド。

もちろん、私も涙流して喜んだクチです。

ザクザクに切れてます。

切り刻んでます。

DOJO Vol.24の参加決定的!!

WARBRINGER "Severed Reality"




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2010年01月20日(Wed)▲ページの先頭へ
FAIR WARNING大阪公演ライヴレポ

昨夜はフェアウォーニング大阪公演を観に行ってきました。

客入りはまずまずといった感じ。

平日の大阪公演で満員になることはありえないからこれで仕方なし。

ライヴは定刻通りにスタートした。

オープニングナンバーはノリのいい"Out On The Run"。

ちょっと中年太りが気になるトミー・ハートだけど、歌声は衰え知らず。

ハイトーンをビシバシきめてくれている。

音響重視でステージ中央の10列目ぐらいで観ていたけど、すべての楽器の

音がクリアに聞こえて申し分ない。

ちなみに前の方はかなりぎっしり埋まっていたけど、私のいた位置は誰とも

触れ合わないゆったりしたスペースが取れて快適だった。

3曲目では早くも一番好きな"Save Me"をやってくれた。

トミーの歌声に聞き惚れていたらいきなりサビのところで客に歌わせる。

この曲はキーが高すぎて全然無理ですから〜。

この曲のギターソロもメロディアスで美しいフレーズ。

ヘルゲ・エンゲルケのスカイギターに悶絶した。

しかし、ヘルゲのルックスはかなり酷くなってきている。

悪役にしか見えない。

しかもギャング映画では、たいがい最初に殺される役どころだ。

ヘルゲを見ながらそんなことを終始考えてしまった。

それに引き替え、サポートギタリストはかなりのイケメン。

ギターは控えめながらもツボをおさえたツインリード。

バックコーラスでもいい仕事をこなしていた。

"Save Me"に続いては、"Angels Of Heaven"と怒濤の攻め。

いくぶんゆっくりめのリズムで始まったけど、途中からの盛り上がりが

とても気持ちいい。

Come Dance〜♪のところを気持ちよく歌わせてもらった。

もちろん悪役ヘルゲのスカイギターも天に翔け上る気持ちよさなのだ。

その悪役ヘルゲのギターソロ・タイムは日本贔屓らしくサクラ〜サクラ〜♪

で始まって、LED ZEPPELINの"Kashmir"の美味しいところをかいつまんだ

エモーショナルなものだった。

ステージ下からの扇風機で髪の毛をなびかせて気持ちよさそうにギターを

弾いているんだけどまったくカッコ良く見えない。

ギターを持っていなかったら浮浪者に見えるな〜なんてことまで思った。

ヘルゲには大変失礼なことばかりで申し訳ない。

でも、彼はギターが上手いんだからそれだけで偉大な人なのだ。



ギターソロの後も怒濤の名曲の数々を繰り出して、トミーはまったく休憩無し。

最後の最後まで素晴らしい歌声を聴かせてくれた。

特に"Long Gone","Hey Girl"と立て続けに演奏されたバラードには

感動に打ち震えるほどだった。

アルバム「4」にボーナストラックとして入っている"Still I Beleive"を

やってくれたこともとても嬉しい。

これは隠れた名曲だ。

本編ラストはおなじみのノリノリロケンロ〜な"Get A Little Closer"

彼ららしくない曲だけどライヴではこんなのが結構盛り上がるから好きだ。

アンコールラストはこれもおなじみの"SUKIYAKI"

なぜこれがいつもラストなのかと思うけど、これはこれで感動的なのだ。

ひと〜りぼっちの夜〜♪とみんなで合唱するのがいい。

まったくひとりぼっちの感じじゃないけど・・・。

こうして2時間たっぷりのライヴだけどあっという間に終わった感じ。

楽しい時間は早く過ぎ去るものだ。

歌が上手くて、演奏が上手くて、楽曲がいい。

さらにライヴでの見せ方もかっこいい。

文句の付けようのない素晴らしいライヴを堪能させて頂いた。

セットリストは下記の通り。

01.Out on the run
02.Here comes the heartache
03.Angels of heaven
04.Save me
05.Don't give up
06.Helge guitar solo Kashimir
07.Generation Jedi
08.Don't keep me waiting
09.Falling Reprise
10.Long gone
11.Hey girl
12.Walikng on smiles
13.I'll be there
14.Longing for love
15.I fight
16.Still I beleive
17.Burning heart
18.Get a little closer
〜Encore〜
19.When love fails
20.Fighting for your love
21.Sukiyaki

フライヤーのヘルゲ(左から2人目)は別人のように写っている。


FAIR WARNING "Out On The Run"


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2010年01月19日(Tue)▲ページの先頭へ
「女体の神秘」わかぎゑふ

女体の神秘 (双葉文庫)/わかぎ えふ

¥480
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故・中島らもの立ち上げた劇団「リリパットアーミー」の座長を

務めながらマルチな活動をこなすわかぎゑふ氏のエッセイ集。

この本では、「女体の神秘」という男にとって永遠に理解しかねる

テーマをズバリわかりやすく解説してくれている。

しかし、これをそのまま鵜呑みにするわけにはいかない。

わかぎ氏自体が本来の女性とはちょっと毛色が違う人種だから。

なんでもストリーキングを実践された経験をお持ちだとか・・・。

おっさんの要素を多分に持ち合わせた方なのだ。

そんなわかぎ氏だからこそ見えてくる女性の本質をエピソードを交えて

おもしろ可笑しくちょっとエッチに綴ってある。

もちろん、盟友である故・中島らも氏の阿呆なエピソードもいくつかある。

浮気ばかりする好色家だった父親のエピソードが最高におもしろい。

最終的に「女体の神秘」からかけ離れたテーマになっていくのもご愛敬。

わかぎゑふのマルチな才能に感心する次第なのだ。

ちょっと古い本だから古本屋で見かけたら即買うべし。

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2010年01月18日(Mon)▲ページの先頭へ
明日はフェアウォーニング。

明日はFAIR WARNINGの大阪公演を観に行く。

先日のMSGの大阪公演ではゲイリーの味のあるヴォーカルを聴かせて

もらったが、FAIR WARNINGはハードロック界屈指の歌唱力を持つ

トミー・ハートの歌声を楽しみたい。

ヘルゲ・エンゲルケのとんでもない高音を響かせるスカイギターにも注目。

日本人好みのツボを的確に捉えてくるメロディが彼らの最大の魅力なのだ。

昨年のラウドパークではサブステージのGOTTHARDとANVILを

優先したためチラ観しかできなかった。

GOTTHARDが終わってからメインステージへ駆け込んだ時に演奏されて

いた"Save Me"の美しいメロディ、ANVILのセッティング中にサブ

ステージまで響いてきた"Long Gone"の切ないバラードを聴いて、

これは単独公演に行かねばなるまいと決意した次第なのだ。

だからFAIR WARNINGをちゃんと観るのは今回が初めて。

10数年前は大好きだったバンドだけど、解散だか活動停止している

あいだに興味を失っていたことも謝らなければならない。

実は最新作の「AURA」も私の密かな愛聴盤となっている。

なんだかんだ言っても綺麗なメロディが大好きなのさ。

FAIR WARNING "I'll Be There"


AURA/フェア・ウォーニング

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2010年01月17日(Sun)▲ページの先頭へ
エクストラ・ライト

先日のMSGライヴ後に、いつものように梅田のロックバーCRUNCHへ

行って、夜中2時過ぎまでロック談義、ギター談義に華を咲かせてきた。

そこでママから使わないからといって頂戴したのがこれ。


猫じゃないよ。


時代は何事もライト(軽い)方向へ向かっているというのに、

何故だかギター弦だけはヘヴィーゲージがもてはやされる。

このエクストラ・エライトゲージのギター弦は蔑ろにされている。

チョーキングが非常に楽で、指に負担をかけないところが好き。

もはや速弾きをあきらめた私は、ブルース・ギターのチョーキングを極める

ことに専念することにした。

そんな私の強い味方になってくれるのがこのエクストラ・エライトゲージなのだ。

しかし、これはダウンチューニングには向いていない。

1音下げチューニングにしようものならベロンベロンになってしまう。

ラウド系のバンドがこぞってダウンチューニングしている昨今だけど、それでも

最もヘヴィーな音を出すのはブラックサバスといって異論はないだろう。

そんなブラックサバスの音は意外とノーマルチューニングが多いのだ。

何もチューニングを落とすだけがヘヴィーな音を出すわけではないという

ことを証明してくれている。

BALCK SABBATH "War Pigs"


   

   

  

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2010年01月16日(Sat)▲ページの先頭へ
Michael Schenker Group 大阪公演ライヴレポ

昨夜は、なんばHATCHのマイケル・シェンカー・グループの

30th Anniversary Special ライヴに行ってきました。

なんせ26年ぶりに拝見させて頂く神。

ロブ・ハルフォード、エリック・クラプトン、ボブ・ディラン、

ロック界にいろんな神がいるけれど、最も気ままな神として

崇め奉られているのがマイケル・シェンカー。

今回はアニヴァーサリーということもあってか、非常に

ご機嫌麗しく降臨くださった。

これは昔の神



客層は40代を中心とした、私と同世代の方々が多かった。

スタンディング・ライヴでありながらコートやカバンを

携えてフロアに陣取る方々も多かった。

暑くなかったのだろうか・・・。

当然、私はいつものようにTシャツのみ。

整理番号200番台だったためマイケル側を諦めてニール側の

2列目バーの位置を確保した。

この日はなんばHATCHのありったけの大量のバーが設置されてた。

年配向けのスタンディング・ライヴ仕様といったところか。

さて、ライヴの方は時間通りに7時きっかりに始まった。

神は時間もちゃんと守るのだ。

ステージにに出てきたマイケルはおもむろにギターをかき鳴らす。

オールバックになでつけた金髪がとても綺麗。

終始サングラスのため目元はまったく分からないが、昔と比べて

老けた感じは全くなかった。

黒ジャンパーにジーンズという昔からのスタイルも変わりなく、

ボディラインもほとんど変わっていないように思う。

ギターだけがGIBSONからDEENに変わっただけ。

そのためなのか、昔のこもったようなギターサウンドよりも

クリアに聞こえて非常に聴きやすかった。

1曲目が"Feels Like A Good Thing"で始まり、アロハシャツのような

へんてこな衣装で登場するゲイリー・バーデン。

思ったよりもちゃんと声が出ている。

しかし、サビに来るとマイクは客席に向けっぱなし。

このパフォーマンスはほぼ全曲で行われることになる。

往年の名曲"Cry For The Nations","Armed And Ready"でのフロアからの

大合唱はもの凄かった。

マイケルのギターソロも、ギターを股に挟むスタイルで往年の

フレーズをきっちり弾きこなしていた。

"Ready To Rock"でのライヴアルバム「飛翔伝説」通りの掛け合いも

とても楽しい。

"Into The Arena"の美しくエモーショナルなギターフレーズ。

地味に裏方に徹していたニール・マーレイがちょっとした見せ場で

2,3歩前に出てきたところも見逃さなかった。

金髪が白髪に見えるほどニールはかなり老け込んでいるように見えた。

しかしリズムに合わせてネックを前後に振るアクションは昔と変わっていない。

今回楽しみにしていた重々しくて荘厳な"Lost Horizons"では、ゲイリーも

しっかり歌えていたし、マイケルの華麗なギターソロも聴けて大満足。

"Rock My Nights Away"は高校生の時、友人のバンドがコピーしていたのを

思い出して青春ノスタルジーに浸った。

メロディの美しい名曲"On And On","Attack Of The Mad Axeman"などでは、

ゲイリーがもう少し頑張ってくれると良かったんだけどね。

ゲイリーがあまり歌わないから、そのぶん客席からの大合唱でライヴらしい

一体感が生まれるのも楽しかったけど。



アンコールではお決まりのUFO時代の名曲中の名曲"Rock Bottom"が最高だった。

これはまさにロック・アンセムだね。

2回目アンコールではムード歌謡っぽい"Dance Lady Gipsy"を演奏。

マイケルが珍しくコーラスをしていた。

マイクから離れて歌っていたからまったく聞こえなかったけどね。

マイケルの前のマイクスタンドは唯一このためだけに用意されていたようだ。

そして最後はお決まりの"Doctor Doctor"で締め。

いくぶんゆったりしたテンポで演奏されたけど、ほとんどゲイリーに歌わされる

からこれぐらいのテンポが歌いやすい。

Living Loving I'm On The Run,So Far Away From You〜♪

このフレーズを歌うのがとても気持ちよかった。

ライヴ終了後は喉がガラガラになっていたことは言うまでもない。

ここまでまったく触れてこなかったけど、このライヴの見ものだったのは

サイモン・フィリップスのドラム。

これが圧巻だったのだ。

さすが職人といったところか。

時折、気に入らないスティックが何本かあったのか、ドラムを叩きながら

ステージ袖に何本もスティックを放り投げていた。

客席に投げ込んでくれても良かったのに・・・。

最後にメンバー全員がステージ前に並んだ時、サイモンの体の小ささに驚いた。

こんな小さな体であれだけパワフルなドラミングができるものなのかと・・・。


26年ぶりに観たMSGのライヴだったけど、昔とほとんど変わらないセットリスト

というのが何よりも嬉しかった。

それをまた昔通りに演奏してくれるのだから終始ノスタルジーに浸れる。

たまにはこんなライヴもいいもんだね。

マイケルはやっぱり神だった。


今ツアー完全固定のセットリストは下記の通り。

01.Feels Like A Good Thing
02.Cry For The Nations
03.Let Sleeping Dogs Lie
04.Armed And Ready
05.Victim Of Illusion
06.Ready To Rock
07.I Want You
08.A Night To Remember
09.Into The Arena
10.Lost Horizons
11.Rock My Nights Away
12.On And On
13.Attack Of The Mad Axeman
14.Ride On My Way
15.Rock Bottom
16.Dance Lady Gipsy
17.Doctor Doctor



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2010年01月15日(Fri)▲ページの先頭へ
ダートラ新曲第2弾

今日は朝からeo光ネットの地域的な回線障害でネットが繋がらない。

そうとは知らないから、モデムが壊れたのかとかいろんな線を繋ぎ

直したり、電源を入れ直したりといろいろ試みたのである。

最終的にeo光のサポートセンターに電話して実情を把握した次第。

ネットが繋がらないとなんだか取り残されたようで不安になる。

ネット依存症ってやつなのだろうか。

そんなことはさておき、ヘヴィーメタルの重大ニュースをひとつ。

DARK TRANQUILLITY待望のニューアルバム「We Are The Void」発売が

待ちきれないという方々はきっと多いはず。

そんな日本全国3000万人のダートラ・ファンのために新作からニューソング

第2弾がリークされてきた。

DARK TRANQUILLITY "At The Point Of Ignition"


これを名曲と呼ばずして何が名曲であろう。

美しく、そして激しく、時に狂おしく切ないメロディ。

ダートラの魅力満載の素晴らしい楽曲なのだ。

日本国内での発売も3月10日に決定!!

きっと単独での来日公演も実現してくれるはず。

2010年はダークトランキュリティの年になると断言する!!

いくらでも異論は受け付ける。




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2010年01月14日(Thu)▲ページの先頭へ
明日はマイケル。

明日はスーパーロック'84以来、久しぶりのマイケル・シェンカーを観に行く。

スーパーロックの時はヴォーカルがレイ・ケネディとかいうヘタレ野郎だった

のでイマイチだった。

このヘタレ野郎はろくに歌詞を覚えていなかったようで、インスト曲

ばかりだったのだ。

その時出演していたホワイトスネイクでは元MSGのコージー・パウエルが

ドラムで、ベースだったニール・マーレイが今回のMSGで来日する。

なんともメタル界は人事移動がややこしい。

84年は1月にも来日公演が行われていて、その時は名古屋市公会堂で

ゲイリー・バーデン期のMGSを観ている。

その他のメンバーは、アンディ・ナイ、クリス・グレン、テッド・マッケンナ

という渋いメンツだったのだ。

この時は素晴らしい演奏を見せてくれた。

あれから26年も経つんだな〜。

当時は青春真っ只中の16才だった。

今やマイケル55才、不肖私42才とお互いオヤジになってしまった。

東京公演2日間はマイケルもゴキゲンだったようでなにより。

今夜は名古屋公演をやってるようだけどご機嫌はいかがなものか。

明日は4日間連続公演最後の大阪。

マイケルのご機嫌も心配だけど、ゲイリーの喉も心配。

ただでさえ高音が出にくいヘタウマ・シンガーなだけに、4日間連続で

喉を酷使することに堪えられるのだろうか。


東京公演のセットリストは下記の通り。

01.Feels Like A Good Thing
02.Cry For The Nations
03.Let Sleeping Dogs Lie
04.Armed And Ready
05.Victim Of Illusion
06.Ready To Rock
07.I Want You
08.A Night To Remember
09.Into The Arena
10.Lost Horizons
11.Rock My Nights Away
12.On And On
13.Attack Of The Mad Axeman
14.Ride On My Way
15.Rock Bottom
16.Dance Lady Gipsy
17.Doctor Doctor

Captain Nemo,Looking For Love,Red Skyあたりも聴きたいところ

だけど、これだけ代表曲を網羅してくれていたら贅沢は言えないか・・・。



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2010年01月13日(Wed)▲ページの先頭へ
「Under The Red Sky」BOB DYLAN

Under the Red Sky/Bob Dylan

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1. Wiggle Wiggle
2. Under the Red Sky
3. Unbelievable
4. Born in Time
5. T.V. Talkin' Song
6. 10,000 Men
7. 2 X 2
8. God Knows
9. Handy Dandy
10. Cat's in the Well

1990年、ボブ・ディラン御大48才の時の作品。

超豪華ゲストを迎えての意欲作!!

とは言うものの、ゲストの個性をあまり活かさずいつも通りの御大。

スラッシュ(ex.GUNS N' ROSES):ギター
ジョージ・ハリソン(ex.THE BEATLES):スライドギター
スティーヴ・レイ・ヴォーン:ギター
アル・クーパー:キーボード
エルトン・ジョン:ピアノ
デヴィッド・クロスビー:バックヴォーカル
デヴィッド・リンドレー:ギター
ブルース・ホンズビー:ピアノ

上記のメンツを揃えて、WAS(NOT WAS)のデヴィッド・ウォズがプロデュース

という、超豪華レコーディングなのだ。

スラッシュは曲の終わり頃にギターソロを少しだけ弾いてるんだけど、

早々にフェードアウトされてしまっている。("Wiggle Wiggle")

"Born In Time","2 X 2"で聴かせるデヴィッド・クロスビーの

バックヴォーカルが秀逸。

御大のしゃがれ声とデヴィッドの透き通るような美声のコントラストが

見事にマッチしているのだ。

バラード調の曲も素晴らしい。

"10,000 Men","God Knows"でのデヴィッド・リンドレーとスティーヴ・レイ・

ヴォーンのブルージーなギター共演もFeel So Nice!!

"Under The Red Sky"では、ジョージ・ハリソンをほんの数小節の

スライドギターのみで使うという贅沢の極みなのだ。

せっかくなのだからバックヴォーカルに使ってもらいたかった。

誰がゲストで参加しようと容赦しない御大はさすがである。


しつこいかもしれないけど、ディラン関連の記事エントリーは

まだまだ続きそうです。

BOB DYLAN "Under The Red Sky"


 

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2010年01月12日(Tue)▲ページの先頭へ
「カラマーゾフの兄弟」ドストエフスキー

かねてよりいつかは読んでみたいと思っていたドストエフスキー最後の

長編小説「カラマーゾフの兄弟」を読んだ。

さすがにページ数もかなりあるので読破するのに1週間以上かかった。

亀山郁夫の新訳で光文社新書から出ている全5巻が読みやすいとの

評判だったのでこちらを選択。




それでも読み始めはかなりきつい。

ドストエフスキーの独特の言い回しに慣れるまで時間がかかる。

なんせ、登場人物がみんな饒舌なのだ。

しゃべるのなんのって・・・。

「神はいるのか、いないのか」このテーマで議論白熱。

「国家とキリスト教、どちらが大なり」みたいな議論。

しかし、ドストエフスキー作品の醍醐味はこの会話に集約されている。

これを苦にすると物語に入り込めないのだ。

橋田壽賀子ドラマに通ずるものがある。(ちゃんと見たこと無いけど・・・。)

実際、ロシア人は議論好きでよく喋るらしい。

しかし、こんなにも理屈っぽいのだろうか。

それから、帝政ロシア時代の階級制度、この頃に起こった農奴解放、

社会主義思想、ロシア正教などなど、不勉強な私には理解に苦しむ

ところも多々あった。

カラマーゾフの兄弟

この物語はあらすじだけなら1冊の本で仕上がってしまう。

女好きの親子による三角関係の愛憎物語と父親殺しのサスペンスといったところか。

そこにあらゆるサイドストーリーが盛り込まれているのだ。

このひとつひとつが大変興味深くて面白い。

個性豊かな脇役陣も見逃してはならない。

揺れ動く恋心なんていうメロドラマ的な展開も重要だ。

なんせ三日間の出来事だけで3巻使い切るのだから恐れ入る。

そして第4巻の後半「誤審」の裁判シーンの迫力たるや凄まじいものがある。

すでにこのシーンでは読者は犯人を分かっているのだけど、まったく飽きさせない。

弁護士の長台詞には、裁判官から窘められようとも私も盛大な拍手を送った。

当時(1870年代)、ロシアでは陪審員制度で裁判は行われていた。

ドストエフスキーはこの制度に対して疑問を投げかけている。

日本では今頃になって裁判員制度が始まったけど、どうなることやら・・・。

カラマーゾフの兄弟

「カラマーゾフの兄弟」は、あらゆる研究がなされているので私ごときが

感想を書くのも憚れるというもの。

しかし、不肖私なりにひとことで感想をいうなら「人間の本質とはなんぞや」ということ。

人間というものは多面性があり、善もあれば悪もある。

カラマーゾフの血は、善と悪のその振幅が少しばかり強調されているだけ。

すべての人間がカラマーゾフとたいして変わりないのだ。

物語は唐突に終焉を迎えるが、最後にアリョーシャの言ったことに感動する。

修道院で神に仕えたアリョーシャが、神よりも人間を信じることになるのだ。

結局のところはヒューマニズムということになるのだろうか。

ここのところもいろいろ解釈はあるだろうけど、是非、本を読んで確かめて頂きたい。

冗長過ぎて読み飛ばしたくなる部分も数多く出てくるが、すべてのセリフ、行動、

プロットが意味を持っているということにドストエフスキーの凄さを感じる。

ロシア文学の最高峰、世界一の名作と言われるだけのことはある。

ちなみに、「この物語は2部の小説から構成されている」と序文でドストエフスキーは

のたまっているが、次の作品が書かれるまでに亡くなっている。

第2部では、アリョーシャがテロリストとして皇帝を殺害する物語とも言われている。

ロシアの行く末を暗示する物語になっていたはずなのだ。

時代は奇しくもロシアの変革期、帝政ロシアが崩壊していく頃だけに、

ドストエフスキーがもう少し長生きしていたらと悔やまれてならない。



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「World Gone Wrong」BOB DYLAN

World Gone Wrong/Bob Dylan

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1. World Gone Wrong
2. Love Henry
3. Ragged & Dirty
4. Blood in My Eyes
5. Broke Down Engine
6. Delia
7. Stack a Lee
8. Two Soldiers
9. Jack-A-Roe
10. Lone Pilgrim


1993年、ボブ・ディラン御大53才の時の作品。

邦題「奇妙な世界」、ジャケット写真は渋くてかっこいい。

全編アコースティック・ギター一本による弾き語りアルバム。

全曲トラディショナル・フォークのためオリジナル曲は無し。

でもって非常に地味。

まるでボスことブルース・スプリングスティーンの「ネブラスカ」のようだ。

「ザ・リバー」でボスに魅せられた後に「ネブラスカ」を聴いてガッカリした

昔のことを思い出した。

ディランはもともとフォークなんだしボスほど違和感は無いはずなんだけど。

しかし、今や完全にロックのディランとなっているから、やはりこのアルバムは

違和感を感じてしまう。

しゃがれ声で声域が狭い御大にはトラッドなフォークは地味に感じる。

みうらじゅんの教えである「君と同い年のディランから聴いてみてよ」

に習うとすうると、53才の人はこのアルバムから聴かなければならない。

初ディランがこれではちょっと厳しいんじゃないかな。

53才からディランを聴き始める人がいればのことだけど・・・。

しかし、そんなアルバムだけどパンクの女王であり詩人であるパティ・スミスは、

お気に入りの1枚とおっしゃっている。

聴き込めばきっと深みのあるアルバムに違いない。

ハーモニカ&ギターはすべて御大がかき鳴らしている。

アコースティック・ギター特有のフレット移動時に鳴る「キュッ」という音が

私にとっては萌えポイント。

BOB DYLAN "blood in my eyes"

 

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2010年01月11日(Mon)▲ページの先頭へ
「Hard Rain」BOB DYLAN

Hard Rain/Bob Dylan

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1. Maggie's Farm
2. One Too Many Mornings
3. Stuck Inside of Mobile with the Memphis Blues Again
4. Oh, Sister
5. Lay Lady Lay
6. Shelter from the Storm
7. You're a Big Girl Now
8. I Threw It All Away
9. Idiot Wind

御大35才、1976年発表のライヴアルバム。

超男前なアルバムジャケットが印象的。

邦題「激しい雨」と題されたこのライヴアルバムは、野外コンサートを

収めたもので、実際に大雨の中で行われたらしい。

"A Hard Rain's A-Gonna Fall"邦題「はげしい雨が降る」も演奏された

らしいけど、何故かこのアルバムには収められていない。

ギタリストにデヴィッド・ボウイの盟友であるミック・ロンソンを加えて

行われたこの時のライヴでは、ディランを加えて5人のギタリストがいる。

当然、なんだか騒々しいサウンドに仕上がっている。

1曲目の"Maggie's Farm"は原曲をとどめないハードコアになっている。

ディランの前のめりなヴォーカル、曲中で何度もブレイクするなど、

「マギーの農場ではこれ以上やってられないぜ!!」

というやけっぱちな心情がストレートに伝わってくる。

このノリでやられたらモッシュしてしまいそうだ。

それくらいこの曲でのディランは怒りのハードコアなのだ。

それ以降の曲はいくぶん落ち着きを取り戻している。

"One Too Many Mornings"は、しっとりとした素晴らしいアレンジ。

ライヴでは原曲通りに再現しないため、出来、不出来がはっきり現れるが、

この曲はとても感動的にアレンジされている。

"Oh, Sister"は喜納昌吉を思わせる沖縄民謡に聞こえる。

ブルースと沖縄民謡は似ているのかも・・・。

10分を超える"Idiot Wind"の熱演も素晴らしい。

激しい雨の中で行われたライヴだけあって、異常なテンションの高さが

伝わってくるライヴアルバムの名盤だと思う。

Bob Dylan "Maggie's farm"


 

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2010年01月10日(Sun)▲ページの先頭へ
「Mirror Ball」NEIL YOUNG

「Mirror Ball」NEIL YOUNG
Mirror Ball/Neil Young

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1. Song X
2. Act of Love
3. I'm the Ocean
4. Big Green Country
5. Truth Be Known
6. Downtown
7. What Happened Yesterday
8. Peace and Love
9. Throw Your Hatred Down
10. Scenery
11. Fallen Angel


90年代は、バブル景気崩壊で経済が停滞し、「失われた10年」と言われる。

個人的にも就職〜結婚といった人並みな人生を歩もうとしていた

時期に当たり、ちょっとロックから遠ざかっていた。

私のロック史においても90年代は「失われた10年」なのだ。

グランジ・ロックがあまり好きになれなかったのも大きい。

90年代後半から破滅的人生を歩むようになりロック熱が復活した。

これまたグランジ・ロック衰退時期とも重なる。

そんなことだから90年代ものは後追いになってしまっているのだ。

そんなグランジ・ロック大旋風が吹き荒れる95年、ニール・ヤングも

グランジなアルバムを作っている。

バックの演奏は、当時大人気だったグランジな奴らパール・ジャム。

もともとニール自身のギターサウンドはグランジな音作りだから、

パール・ジャムとの共演も違和感があまりない。

パールジャムをまったく聴いたこないんだけどね・・・。

ノイジーなギターに繊細な歌声というのはニールの持ち味。

ラフなギタープレイはお手のもの。

ニールの場合、どうもエレキギターはラフにしか弾けないようだ。

ギターサウンドやリズムはグランジ風に仕上げても、ヴォーカルのメロディが

ついつい美しく繊細になってしまうのがニール・ヤング。

だからグランジが嫌いな人でもじゅうぶん楽しめるアルバムだと思う。

ニールのことを元祖グランジなどと言って、もて囃す輩もいるようだけど

私には意味が分からない。

ニールはそんなちっぽけなジャンルには収まらない。

ニール・ヤングはロックそのものなのだ。

NEIL YOUNG "I'm the Ocean"


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2010年01月09日(Sat)▲ページの先頭へ
「Are You Ready」THIN LIZZY

Are You Ready (Dol Dts) [DVD] [Import]/Thin Lizzy

¥1,149
Amazon.co.jp

1. Are You Ready? [DVD]
2. Genocide [DVD]
3. Waiting for an Alibi [DVD]
4. Jailbreak [DVD]
5. Trouble Boys [DVD]
6. Don't Believe a Word [DVD]
7. Memory Pain [DVD]
8. Got to Give It Up [DVD]
9. Chinatown [DVD]
10. Hollywood [DVD]
11. Cowboy Song [DVD]
12. Boys Are Back in Town [DVD]
13. Suicide [DVD]
14. Black Rose [DVD]
15. Sugar Blues [DVD]
16. Baby Drives Me Crazy [DVD]
17. Rosalie [DVD]
18. Desaster [DVD]
19. Emerald [DVD]

スノウィー・ホワイト在籍期のTHIN LIZZYファン(稀少)には

たまらない内容のライヴDVD。

今なら送料無料でこの価格だからとても嬉しい。

実は昨年末にAmazonで購入したんだけど、映像が途中で止まってメニュー

画面に戻ってしまうという不良品だったため返品交換してもらった。

昨夜交換の品が届いたのでようやく鑑賞できた。

アルバム「反逆者」発表前の81年ドイツ公演が収められている。

"Angel Of Death"というタイトルになるはずの曲が"Desaster"という

曲で演奏されている。

"Hollywood"もここで演奏されているのが興味深い。

どちらも名曲中の名曲。

スノウィー・ファンを自認する稀少な私。

スノウィーが参加してこれらを収めた「反逆者」は名盤だと思うのだけど

なかなか同意を得られないのが悔しい。

スノウィーとスコット・ゴーハムのレスポールでのギターバトルが

このライヴDVDの見所。

スコットの目つきがかなりヤバイ。

アッパー系のドラッグをきめているとしか思えないんだけど・・・。

そんなスコットはフレットをほとんど見ないで弾いている。

どんなフレーズもビブラートをガンガンきめているのがかっこいい。

その一方、スノウィーは"Trouble Boys"や"Chinatown"でペンタ一発の

渋いブルース・ソロをきめている。

レスポール・ゴールドトップが甘く切なく泣いているのだ。

やはりスノウィーはブルースが似合う。

ヘロイン常習だったフィル・ライノットもこの頃は絶好調。

アフロヘアのふくらみ具合も絶好調だ。

ブラックスリムジーンズに赤コンバースは、当時私も真似したものだ。

とにかく、THIN LIZZYの魅力を余すところなく収めたこのライヴDVD。

リジー・ファンとスノウィー・ファンとレスポール・フェチにおすすめ。

Thin Lizzy "Hollywood"



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「Pat Garrett & Billy The KId」BOB DYLAN

Pat Garrett & Billy the Kid/Bob Dylan

¥765
Amazon.co.jp

1. Main Title Theme (Billy)
2. Cantina Theme (Workin' for the Law)
3. Billy 1
4. Bunkhouse Theme
5. River Theme
6. Turkey Chase
7. Knockin' on Heaven's Door
8. Final Theme
9. Billy 4
10. Billy 7

1973年、ボブ・ディラン31才の時の作品。

映画『ビリー・ザ・キッド/21才の生涯』のサウンドトラック。

ビリーは17才から初めて殺人を犯し、強盗などを繰り返し、射殺される

21才までに21人もの人を殺した世紀のアウトロー。

凶悪少年犯罪のはしりってやつだろうか。

だけど、ビリーは口達者で親しみやすい人物だったとか・・・。

彼の墓碑銘にはこう記されているらしい。

真実と経歴

21人を殺した

少年悪漢王 彼は彼らしく生きて死んだ

ウィリアム・H・ボニー 『ビリー・ザ・キッド』






サントラ盤のためインストナンバーが多い。

なんと言ってもこのアルバムのハイライトは"Knockin' on Heaven's Door"

GUNS N' ROSESやERIC CLAPTONのカバーした曲としても有名。

それ以外は結構退屈な曲が多い。

BGMとして最適かもしれない。

西部劇らしく、アメリカ南部の誇りっぽくて乾いた空気に包まれる。

今日のような冬の寒さに震えながら聴くというのもおつなもんだ。

Bob Dylan "Knockin On Heavens Door"


 

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2010年01月08日(Fri)▲ページの先頭へ
ラムちゃんゲット

昨日は大寒波に見舞われた滋賀県湖東地方でしたが、今日はなんとか

寒さも和らぎ雪が溶けてきました。

冬眠も余儀なくされそうなこの寒さ。

春よ来い、は〜やく来い♪

なんてことも呟きたくなるというもの。

さて、そんな切望する春の一大イベント。

LAMB OF GOD 来日公演!!

4/20(火)東京 恵比寿LIQUIDROOM
OPEN 18:00 / START 19:00
4/21(水)名古屋 名古屋CLUB QUATTRO
OPEN 18:00 / START 19:00
4/22(木)大阪 心斎橋CLUB QUATTRO
OPEN 18:00 / START 19:00


ぴあ先行でチケットをゲットいたしましたのでまずは報告まで。

整理番号10番というなかなか良番だけど、心斎橋クアトロのこと、

この番号までに少なくとも30人はいるんだな〜。

最前列に行く気はまったくないから全然OK!!

ラムちゃんの楽しみはモッシュに尽きる。

モッシュピットに飛び込む勇気さえあればいいのだ。

昨年、私の肋骨にヒビを入れたあの熱き戦いに再度挑もうではないか。

マザファッカーども、かかって来い!!

メイクサムファッキンノイズ!!

グゥオ〜〜〜!!


Lamb of God "Black Label"




   

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「Slow Train Coming」BOB DYLAN

Slow Train Coming/Bob Dylan

¥766
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「Slow Train Coming/Bob Dylan」
1. Gotta Serve Somebody
2. Precious Angel
3. I Believe in You
4. Slow Train
5. Gonna Change My Way of Thinking
6. Do Right to Me Baby (Do Unto Others)
7. When You Gonna Wake Up
8. Man Gave Names to All the Animals
9. When He Returns


1979年、ボブ・ディラン御大37才の時の作品です。

ディラン自身がユダヤ教から再生派キリスト教に改宗した頃のこと。

宗教色が強いゴスペル期としていまいち評価の低い頃だけど、

幸か不幸か英語の分からない私には歌詞を聴き取れないので

普通に楽しめる作品なのだ。

79年と言えばアメリカはディスコブーム真っ只中。

KISSもQUEENもSTONESまでもがディスコティックな曲を

発表する中で、ディランはゴスペル。

さすが唯我独尊を行く御大なのだ。

唯我独尊は仏教用語だからキリスト教の御大には相応しくないか・・・。

ゴスペルだからといって構える必要は一切無い。

もろブラック・ミュージックな雰囲気の"Gotta Serve Somebody",

"When You Gonna Wake Up","Do Right to Me Baby (Do Unto Others)"

ここらあたりはゴスペルを多少感じるけれど、

ポップなメロディの"Precious Angel"、

しっとりしたバラード"I Believe in You","When He Returns"、

ゲスト参加のマーク・ノップラーがブルージーなギターを

聴かせてくれる"Slow Train”,"Gonna Change My Way of Thinking"

ここらあたりはいつものディランと変わりない。

宗教色が強いからと敬遠してはいけない作品なのだ。

スローな雰囲気が漂うジャケットのアートワークもいいね。

それにしても再生派キリスト教とはいったいなんぞや!?

BOB DYLAN "Gotta Serve Somebody"


 

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2010年01月07日(Thu)▲ページの先頭へ
「Time Out Of Mind」BOB DYLAN

Time Out of Mind/Bob Dylan

¥766
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1. Love Sick
2. Dirt Road Blues
3. Standing in the Doorway
4. Million Miles
5. Tryin' to Get to Heaven
6. 'Til I Fell in Love with You
7. Not Dark Yet
8. Cold Irons Bound
9. Make You Feel My Love
10. Can't Wait
11. Highlands


1997年リリース、ボブ・ディラン御大55才の作品。

御大の悪声も聴き慣れるとまったく苦にならない。

というよりも美声に感じ始めるから不思議だ。

デスメタルのデス声がクセになるのと同じことだろうか。

もともと歌の上手い人ではないが、この頃になると上手く歌おうと

いう気すらない。

呻くように語りかける歌い方は名人芸なのだ。

古典落語の年老いた重鎮のような貫禄を感じる。

しかし、このアルバムでも恋心の苦しみを歌うところに御大の

老いて尚盛んなところが滲み出ている。

"Love Sick"なんてなかなか恥ずかしくて言えない。

全体的にダークなブルースが多いこのアルバム。

"'Til I Fell in Love with You"、"Dirt Road Blues"あたりは

悪声ならではの渋いブルース。

"Million Miles","Can't Wait"はムーディな心地良さがある。

トラッドな雰囲気を漂わせる"Standing in the Doorway"、

"Not Dark Yet"もディランならではのいい味を出している。

ピアノをバックにとうとうと歌いあげる"Make You Feel My Love"

これは絶品のバラード。

捨て曲無しのいいアルバムなのだ。

この曲もかなり好き。

BOB DYLAN "Tryin' To Get To Heaven"


 

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2010年01月06日(Wed)▲ページの先頭へ
神降臨間近

昨年は急逝によりマイケル旋風が吹き荒れたけど、かつて80年代は、

私にとってマイケルと言えば、モンローかシェンカーか富岡だった。

今やラウパ御用達となったアモットがマイケルの主流なのか!?

はてさて、そんなマイケル・シェンカーの来日公演が来週に迫った

ところで、神盤である「神」を聴き直しているところ。

神/ザ・マイケル・シェンカー・グループ

¥2,500
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"Armed And Ready"から"Cry For The Nations"の流れが

今聴いてもゾクゾクするほどカッコイイね。

マイケルのギターもいいけど、やはりMSGにはゲイリー・バーデンが欠かせない。

上がりきらない高音のシャウトに味があるってもんだ。

今回のジャパン・ツアーのメンバーにはサイモン・フィリップスと

ニール・マーレイが加わる。

この豪華メンバーはかなり嬉しい。

特にホワイトスネイク時代からニールのことは大好き。

1月3日までアコースティックのアメリカツアーをやっているようだけど、

リハーサルは大丈夫なのかと心配の声もあがっている。

スタジオミュージシャン的なサイモンと渡り鳥として有名なニールだから

別に問題はないのだろう。

あとはマイケル次第ということだね。

今回の来日は「神」発表から30年のアニヴァーサリー公演。

今年はまだ神社へ初詣に行ってない。

なんばHATCHが初詣になりそう。

神に何を祈願しようかな・・・。

この曲演ってくれたらまさに神。

MICHAEL SCHENKER GROUP "Lost Horizons"


MICHAEL SCHENKER

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2010年01月05日(Tue)▲ページの先頭へ
「リヴィエラを撃て」高村薫

高村薫が文壇にデビューする前から温めていたと言われるこの作品

「リヴィエラを撃て」はかなり難解だった。

  

舞台はほとんど北アイルランドとイギリスという設定。

1972年、中国が世界の大国と友好条約を結ぶ上で、文化大革命時に

粛清したリストが流出したという事から物語は起こる。

ここには日本、アメリカ、イギリスの国益も左右する問題が絡んでくるから

壮大な物語に発展していくのだ。

出てくる人物が北アイルランドのIRAテロリスト、イギリス情報局保安部

のMI5、イギリス情報局秘密情報部のMI6、CIA,それから日本の

警察とイギリスの警察というのだからこれだけでもややこしい。

その上、組織の歯車として動く人物、組織の中にあっても自分の意志で

動く人物があり、誰が悪者で誰が善者かも非常に混乱する。

その人物像もかなり緻密に描かれているというのはいつものこと。

絡まった糸が少しづつほどけていくようにストーリーは展開する。

その中で多くの人物が死んでいくが、いちいち悲しんではいられない。

死を持って真実を伝えていこうとする男達の美学に感動するのだ。

高村薫作品では最強のハードボイルドではないだろうか。

しかし、いつものように男同士の愛を挟み込むところがニクい。

そんな部分を見つける度にニンマリすることになるのだ。

登場人物が多いのと、組織もかなり複雑でややこしい、その上かなり緻密な

物語設定になっているので一文、一言たりとも見逃せない。

読後の疲れと感動がハンパじゃなかった。

デビュー前からこの複雑な物語を温めていたというのだから、

高村薫の天才ぶりが窺い知れるというものだ。


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